ブログの記事をChatGPTに書いてもらいたいけど、
どうやれば使いこなせるの?
ChatGPTの指示のやり方に悩んでいませんか?
CahtGPTは非常に優れたAIである一方、
プロンプトと呼ばれる指示を正確にしないと、思い通りの答えが返ってきません。
しかし分からないのを理由に使わないのは、非常にもったいない!
ChatGPTを駆使すれば、ブログ運営の効率は格段に上がります。
本記事では、悩むあなたに向けて、筆者が実践するプロンプトを紹介します。
記事通りにCahtGPTに投げ掛ければ、すぐにブログに活かせますよ。
ブログで抑えるべきChatGPTのプロンプトのコツ
ブログで抑えるべき、ChatGPTのプロンプトのコツを紹介します。
- 役割を与える
- 明確に指示する
- 箇条書きを活用する
役割を与える
一番最初にすべきは「役割を与えること」です。
と聞いても「?」ですよね。
ChatGPTは膨大なデータを記憶していて、2021年7月までの情報であれば、
どんなトピックでもそれなりに回答します。
役割を与えることで、
ChatGPTは自分が何をすればいいか
どんなジャンルなのか
を理解できるので、役割を与えるのは非常に重要です。
明確に指示する
ChatGPTを活用するには、明確に指示することが求められます。
人間同士でも同じですが、文章で自分の伝えたいことを人に伝えるって難しいですよね。
こうして欲しい、でも伝わってない!文章で会話すると、伝わらないことがよくあります。
AIでも同じです。
「役割を与える」で解説した通り、ChatGPTは多くの情報を持っています。
ほとんどの質問・依頼に対応できますが、大雑把な内容の場合、大雑把な出力になります。
と言うのも人間と違って、
「どんな背景があって文章を書けば良い?」
「記事を読んで、読者にどうなって欲しい?」
など、気の利いた確認もしてくれないからです。
指示された内容をそのまま受け取って出力するので、明確に指示することが重要。
例えば、「ブログの記事を書いてほしい」とChatGPTに頼む場合、
主題や読者の対象など具体的に指示すると、内容に基づいた記事を作成します。
逆に明確に指示しないと、意図しない回答が返ってくるので、AIには具体的で明確な指示を出すことが大切です。
箇条書きを活用する
具体的に指示する方法の一つとして、箇条書きが使えます。
あなたも経験があると思いますが、複雑な内容を文で伝えるのって難しいですよね?
長文になりがちだし、受け手も読解にストレスがかかります。
そんな時に、箇条書きを使って情報を整理しつつ、分かりやすく伝えたことがあるでしょう。
ChatGPTも同じように、箇条書きで情報が整理されていると、理解が深まります。
例えば、「H2: ChatGPTを使いこなすコツは?」という本文を出力させるとき、
条件として箇条書きを入れるのがオススメです。
H2: ChatGPTを使いこなすコツは?
<条件>
・読者:サラリーマン
・悩み:ChatGPTを使ってブログ運営を効率化したいが、使い方が分からない
上記のように<条件>として箇条書きを入れれば、ChatGPTはしっかり理解してくれます。
条件が多くても、箇条書きなら情報が整理されるので、順番にきちんと対応してくれるでしょう。
筆者がブログ執筆で使うChatGPTのプロンプト
ブログの執筆で使える、ChatGPTのプロンプトを6つ紹介します。
これらは筆者も使うプロンプトなので、信頼性が高い情報です。
- 役割の与え方
- 検索意図の抽出
- タイトル検討
- メタディスクリプション作成
- 構成案出し
- 本文執筆
役割の与え方
ChatGPTで記事をいきなり書くのはNGです。
解説のとおり、役割を与えることが重要。役割を与えることで、ChatGPTが何をしてほしいのか理解します。
役割の与え方は簡単です。以下のプロンプトで指示してください。
あなたはブロガーでSEOのプロです。
これだけで役割を与えられます。
役割を与えるだけで、先の指示までスムーズにすることができるので、ぜひやってみてください。
検索意図の抽出
役割を与えたら、早速ブログ記事にChatGPTを活かしましょう。
はじめに、検索意図の抽出です。
検索エンジンを利用した読者の、顕在ニーズと潜在ニーズの2種類を考えてください
と指示しましょう。
画像の通り、役割を与えると同時に指示できるので、役割と一緒にお願いしてみてください。
タイトル検討
続けてタイトルを考えてもらいましょう。
次の条件を参考に、ブログの記事タイトルを10個考えてください。
<条件>
・キーワード
・記事のお題
・ターゲット
・読者の悩み
・文字数:30文字
ChatGPTは会話の履歴を覚えており、続けて指示することで、今までの内容を踏まえ考えてくれます。
画面の通り、指示しながら具体的に箇条書きで詳細を伝えることで、
魅力的なタイトルを出力してくれますよ。
もし文字数が足りなければ、
「文字数を30文字にしてもう一度考えてください」と指示すると、もう一度考えます。
メタディスクリプション作成
メタディスクリプションもChatGPTで作れます。こちらも作り方は簡単。
読者を魅了するメタディスクリプションを5個考えてください。
<条件>
・文字数:70文字
おすすめは、5〜10個と複数指示することです。
というのも、一つだけ出力させても微妙な場合が多く、何個も出力した方が気に入るメタディスクリプションが出やすいです。
こちらも指定した文字数に達しないことがあるので、
達しなければ「もう一度70文字で考えてください」と指摘してください。
構成案出し
いよいよ、本文執筆に入っていきます。
まずは、文章の骨組みである構成を作ってもらいましょう。
文章の構成として、読者が魅力的に感じるH2を5個考えてください
ここまででChatGPTが書きたい内容を理解しているので、精度の高い構成案を考えてくれます。
指示も簡単な文章で十分理解できるでしょう。
画像はH2のみですが、H3も同じように指示して回答を出力してください。
本文執筆
最後に本文の執筆です。
H2〜の本文を執筆してください。
一つ注意点は、ChatGPTが得意な文章と不得意な文章があることです。
不得意な文章を書かせると、高確率でボツネタになります。
何が得意なのか、それは冒頭で説明した通り、論理的に執筆できる文章です。
例えば、
- SEOはなぜブログ集客で重要なのか
- 長期投資で利益がでやすい理由は
- シャドーイングをすると英語のリスニング力が上がりやすい訳
それぞれ、論理的に説明できる内容なのが見て分かるでしょう。
このように論理的に書ける文章は、ChatGPTが得意とする文章と言えます。
そして論理的な文章であるなら、
「PREP法で記事を書いて」と指示すると、かなり高精度の文章を出力します。
画像を見ていただければ、しっかりとした内容なのが理解できるでしょう。
なお、PREP法の詳細については、別記事で解説しています。
どこよりも分かりやすく、例文を交えて紹介しているので、ぜひご覧ください。
≫PREP法とは?9つの例文を交えて解説
ChatGPTを活用したブログ運営の流れ
ChatGPTを活用した、効率の良いブログ運営の方法を紹介します。
- サイト設計
- 記事案の検討
- ChatGPTにて出力
- チェック・修正
サイト設計
はじめにサイト設計が必要です。
サイト設計とは、どんなブログにするか、どんな記事を書いていくか、予め決める作業です。
サイト設計をする・しないでブログで稼げるかが決まるので、必ず取り組みましょう。
サイト設計についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
≫どこよりも分かりやすいサイト設計7ステップ
記事案の検討
サイト設計で書く記事が決まったら、記事の中身である記事案を検討しましょう。
この工程では、まだChatGPTは使いません。
ピックアップした検索キーワードから、読者ニーズや競合分析を行い、記事案を考えてください。
AI使って効率化したいのに、自分で考えるなんて効率悪い気が…。
そう感じた人もいるでしょう。しかし、自分で考える工程こそ大切です。
そこで必要なのが、人間の想像力。
人間はAIと違い、人それぞれ様々なアイディアを出すことができ、唯一無二の情報となります。
と聞いても「どうやって考えたらいいんだろう…」、
悩むあなたに向けて、読者ニーズ、競合分析の方法は別記事で解説予定です。
見れば、自分で考える力が身につくので、ぜひご覧ください。
ChatGPTにて出力
ようやくChatGPTの出番です。
すでに解説したプロンプトを使って、記事制作を進めましょう。
順番は、紹介したプロンプト順に行ってください。
- 役割の与え方
- 検索意図の抽出
- タイトル検討
- メタディスクリプション作成
- 構成案出し
- 本文執筆
最初に役割、その次に検索意図を考えてもらうことで、記事の下地をしっかり理解できます。
そこからタイトル、メタディスクリプション、構成案、本文と続けることで、
最後の本文のクオリティが上がるでしょう。
チェック・修正
最後にチェックと修正です。必ず対応するようにしてください。
筆者が心がけているのは、主に以下の項目です。
- 自分の書きたい内容に「ある程度」沿っているか
- 文章表現が分かりやすいか
まず、内容自体は自分の求める内容に100%一致しません。
なので「ある程度」というレベル感が重要です。
もしある程度にも満たない回答であれば、もう一度ChatGPTに書いてもらいましょう。
プロンプトは適宜調整しながら、指示をしてください。
また文章表現も重要です。実は、ChatGPTの文章のベースは英語。
地道な作業ですが、
一文一文、読者の気持ちを想像しながら、表現のおかしな点を探してください。
他にもブログで使えるChatGPTのプロンプト
他にも使えるプロンプトを紹介します。
- Q&Aを考えてもらう
- マークダウン形式で執筆
Q&Aを考えてもらう
ブログ記事を執筆するとき、Q&Aを構成に入れる人もいるでしょう。
その際、読者のどんな悩みをQとして入れるか、悩み方が多いのではないでしょうか?
Q&AもChatGPTで出力可能です。
紹介した手順で執筆を進めれば、すでに何の記事を書きたいかをChatGPTが理解しています。
その状態で、以下の通り指示すると、Q&Aを大量に作ってくれます。
今までの内容を踏まえ、よくある質問のQ&Aを15個考えてください。
主婦がターゲットなので、主婦が思いつく質問を考えてください。
マークダウン形式で執筆
ChatGPTで執筆すると、全て通常のテキストのスタイルになります。
少しでも効率化を図りたい!そんなあなたに、コピペするだけでマークダウン形式にできるプロンプトの紹介です。
H2: 〜について、
マークダウン形式で執筆をお願いします。
このプロンプトを使えば、執筆してもらいつつ、マークダウン形式で書いてくれます。
そのままワードプレスにコピペすれば、見出しを意識したスタイルになるでしょう。
もしすでに執筆した文書があれば、以下のように指示してください。
すでに執筆してもらった以下の文章について、マークダウン形式で書き換えてください。
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本文
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見出しの最初にH2やH3と書いておけば、ChatGPTが自分で認識し、マークダウンに変換してくれます。
まとめ|プロンプトを最適化させてChatGPTでブログ運営を効率化!
ChatGPTを活用すれば、確実にブログ運営を効率化できます。
本記事では、実際に筆者が行う方法を全て紹介しました。
当ブログの記事で対応しており、SEOでも高評価を取得しています。
なお、ChatGPTを活用した具体的なブログ記事制作は、別記事で解説しています。
見れば効率的な運用ができるので、ぜひご覧ください。
≫ChatGPTを使ったブログ記事制作術
本記事があなたのブログ運営に役立てば幸いです。