webライターって楽しいのかな?キツいって聞くけど…
そう疑問に感じてませんか?確かにwebライターはキツいって噂聞きますもんね
しかし疑問に思ったままwebライターを始めるのは危険。
理由は「思ったのと違う」と現実に打ちのめされてしまうからです。
どんな仕事も楽ではありません。webライターも同じで、キツいと感じるときはあるでしょう。
僕自身の感覚では、楽しいと感じるのは3割で、残りの7割はキツいというより「めんどくさい」と感じます。
本記事では、僕の体験談をベースに、どんな所が楽しいのか・面倒なのか解説します。
体験談を知ることで、あなたが実際にwebライターを始めたときのギャップを最小限にできるでしょう。
最初に結論から。楽しいと感じる瞬間は自分の成長に気付けたときで、面倒と感じる瞬間はクライアントのルールが多い場面です。
webライターは楽しいのか?結論:楽しいと思うときは少ない
結論から伝えます。
webライターが楽しいかというと、楽しいと思うときは少ないです。
執筆は単純作業。「早く終わらないかな」と面倒に感じるときが多く、書いてて楽しい!という気持ちになることが少ないからです。
もちろん、気持ちが乗っているときはスラスラ書けるので、そんなときは楽しく書けます。
しかし、スポーツ選手の「ゾーン」のように気持ちが乗ることは少ないので、
大抵は苦痛を感じながら書いてますね。
特にクライアントによりますが、執筆のルールが多いクライアントはかなり面倒と感じます。覚えないと依頼通りの記事が書けないので、覚えるのが大変です。
また、修正が多いクライアントだと手離れが悪いので、よりそう思うでしょう。
個人的には、7割は「面倒」と感じていて楽しいと思う瞬間は2〜3割です。
しかし、人によるので万人がそうではありません。
文を書くのが好きな人は、逆に7〜8割楽しいと感じるでしょう。
そのため、あなたならではの楽しさを見つけてもらえばと思います。
webライターで楽しいと思う点は、次の章で解説しますね。
webライターが楽しいと感じるとき
webライターをやってて楽しいと感じる瞬間を解説します。
- 収入が入ったとき
- リピート案件をもらえたとき
- スキルアップしたと実感したとき
収入が入ったとき
収入が入ったときにダントツで楽しいと感じますね。
お金を稼ぐためにやってるので、収入は一番のモチベーションになります。
特に文字単価の高い案件をこなすと、「どの位の金額になるかな?」とワクワクします。
しかし、あくまでちゃんと稼げる人の話です。
というのも、webライターで稼げる人は割と少ないのが実情。特に初心者は、実績がないことから低単価の案件しか受注できず、全然稼げません。
「正しい方法」については、後ほど解説しますので、ぜひ楽しみにして下さいね。
リピート案件をもらえたとき
リピート案件をもらえたときも嬉しいですね。
というのも、案件探しも結構面倒。
探すだけなら楽ですが、提案文・テストライティングなど、採用まで労力がかかります。1案件ごと新規で営業してると、かなり時間のロスです。
そのため、リピート案件がもらえると感じます。労力を減らせ、記事に集中できる訳ですから。
そして、大抵1記事リピートをもらえ変な失敗をしなければ、その次もリピートがもらえます。
スキルアップしたと実感したとき
スキルアップを実感したときも、楽しいと思えます。
ライティングスキルは奥深いです。
1記事ごと「何が良かっただろうか」「改善の余地があるか」と真摯に向き合うことで、どんどんレベルアップします。
奥深い故にどれだけ書いても改善する部分が見つかり、もっと極めたいと思う人も多いです。
webライターのキツいところ
webライターのキツいと感じる点を解説します。
- ルールが多いとき
- 依頼内容が難しいとき
- 修正が多いとき
ルールが多いとき
クライアントから指定されるルールが多いときに「キツいなぁ」と感じます。
ライティング案件には、レギュレーションと呼ばれるクライアントのルールがあります。ライターに好き勝手書かれないように設けられていて、執筆の指針と言えるでしょう。
クライアントの希望をレギュレーションを通じて確認できるので助かりまが、レギュレーションが細かいとキツい。というか面倒なんです。
ルールが多いと確認作業が発生するので、スムーズに書けなくなります。
スムーズに書けない = 効率よく書けないので、手離れが悪いと言っても過言じゃないです。
文字単価が高ければよいですが、単価が低いなら受注するのは一度きりにして、別の案件を取った方がよいでしょう。
依頼内容が難しいとき
応募して案件獲得、正式なオファーが来た!依頼内容を見てみると、思ってたより全然難しそう…。
実際の依頼内容が想像してたのより難しかったとき、キツいと感じます。
想像を超えてくる案件ってあるんですよ。そういった案件はとにかく時間がかかる。
自分の力量を超えているので、調べごとや確認作業に手間取ります。
内容が難しい案件は、割と文字単価は高めですが、時給換算してみると割安なことが多いです。
こちらも受注してみないと分からないので、一度対応して「難しいな」と感じたら、リピートは受けないのが無難です。
修正が多いとき
修正が多いのはかなりキツいです。
もちろん、不出来な執筆が理由なことが多いですが、クライアントの強いこだわりからくる修正もあります。
何回提出しても「ここ直してください」「修正の意図が伝わってないようなので、もう一度修正してください」と言われ、かなり面倒に感じますね。
結局はライター側が汲み取って真摯に対応するしかないので、諦めてチャッチャと終わらせます。
webライターのメリット|楽しい以外の視点も重要
webライターが楽しいと感じる瞬間は少ないですが、webライターには楽しい以外に大きなメリットがあります。
- 場所や時間を選ばない
- 他人とのコミュニケーションは少ない
- 大きな額を稼ぎやすい
場所や時間を選ばない
webライターの最大の魅力は、作業に時間と場所を選ばないことです。
そんな職業ありますか?
自由度の高さに憧れる人も多いでしょう。自由度の高さは実態とギャップはないので、webライターになれば、憧れた通りの生活が待っています。
会社で働くと決まった時間に決まった場所で仕事です。あなたが育児や家事をする主婦なら、調整が大変ですよね?
webライターなら、育児・家事をしながらすきま時間で作業できるのでおすすめです。
他人とのコミュニケーションは少ない
webライターは他の仕事と比較して、コミュニケーションが少ない職種です。
作業方法は、解説した通りレギュレーションに従って対応。
疑問が無ければ、連絡することなく納品し、問題なければ作業完了です。シンプルですよね?
人によっては「もう少し、人と接する仕事がいい」と感じるかもしれません。しかし、主婦業をこなしながら会話をして仕事するのは、時間が取れないでしょう。
そういった意味で、あなたの貴重な時間を無駄にすることがないのでおすすめです。
大きな額を稼ぎやすい
webライターは継続することで大きな額を稼げます。
理由は、文字単価。スキルが上がりリピート案件をもらえると、単価交渉ができます。
交渉次第で収入は上がるので、同じアウトプットでも2倍〜5倍収入が変わることもあるでしょう。
またwebライターはキャリア形成も豊富です。ディレクターやメディア運営管理などに携わると、余裕で月50万円は稼げます。
webライターはパートに比べメリットが多いのでおすすめです。
webライターはどんな仕事?
webライターの仕事内容を解説します。
- クライアントから受注する
- 読者の悩みを解決する記事を書く
- 執筆以外にも対応するときがある
クライアントから受注する
webライターはクライアントから案件を受注して仕事をします。
営業方法はクラウドワーキングサービスを使ったり、SNSで上がっている募集に応募します。
特に初心者はクラウドワークスなどのサービスがおすすめで、案件探しから入金までが非常にスムーズです。
一方、初心者がいきなりSNSなどで案件に応募しても、実績がないので案件が取れないでしょう。
そういった意味でも、比較的始めやすいクラウドソーシングサービスで実績を詰み、SNSなどの直営業に切り替えるのがおすすめです。
読者の悩みを解決する記事を書く
案件を受注しても、一体何を書くのか疑問に思う方もいるでしょう。
簡単に言うと、読者の悩みを解決する記事を書くことが仕事です。
というのも、クライアントは自社のメディアやブログに上げる記事をライターに依頼しています。
執筆するリソースがない、自分より執筆ができる人にお願いしたい、などが背景です。
「どんな記事を書けばいいの?」と疑問に感じたら、この事実に焦点を当てましょう。
そうすれば、必ずクライアントが望む良質な記事が書けますよ。
執筆以外にも対応するときがある
「webライター = 執筆」というイメージを持つ方が多いでしょう。しかし実際は、執筆以外にも仕事はあります。
少しでも手間を減らしたいクライアントは、画像選定も合わせてライターに依頼します。
他にも、例えばWordpressの編集。
HPを構成しているプログラムはCMSと呼ばれますが、Wordpressは世界No.1のCMSです。
ほとんどのwebサイトはWordpressで構築されていて、扱えるライターは重宝されます。
WordPressの作業は手間がかかるので、できればWordpressの編集ごとまるっとお願いしたいクライアントは多いです。
このように執筆以外に様々な依頼があり、対応できると文字単価が上がります。
webライターを楽しくするにはどうすればいい?
webライターを楽しく活動する方法を解説します。
- ブラインドタッチを身につける
- ライティングスキルを身につける
- ライター以外にも挑戦する
ブラインドタッチを身につける
ブラインドタッチを身につけましょう。というのも、ライターの収入はどれだけ早く高品質な記事が書けるかによるからです。
ブラインドタッチを身につけると早く書ける以外にも、書きながら文章の確認ができます。
正直、おぼつかない操作でライティングをすると苦痛です。ブラインドタッチができるだけでかなり作業が楽になります。
負荷が減れば、より記事品質に労力を使えます。そうなれば「どう改善しようか」と前向きに執筆に取り組め、書くことがどんどん楽しくなるでしょう。
ライティングスキルを身につける
ライティングスキルを学びましょう。
ライティングスキルがないと、どう書いたらよいか分からないからです。
悩むことが多いと時間をロスします。ライターは時間との勝負なので、余計なところでつまずくのは勿体ない。
事前にライティングスキルを身につければ、悩むことなくスラスラ書けます。
身につけるだけでスムーズな執筆が叶うので、学んで損ないです。
勉強するならライティングスクールがおすすめ。プロがマンツーマンで指導してくれるので、短期間でライティングスキルが身につきます。
特におすすめしたいライティングスクールはこちらの3つ。
SHElikes
webライティング以外に40種類ものコースがあり、定額で全て受講し放題です。
また、オンラインだけでなくオフラインとして、全国のオフィスで対面でサポートもしてくれます。
講師も全て女性なので、男性に教わるのが苦手な人でも受講しやすい。女性に必見のサービスです。
≫SHElikesを口コミから徹底レビュー
パーソナルwebライティングスクール
一人一人悩みは違います。それぞれの悩みに寄り添いカウンセリング、およびカリキュラムを作成してくれ、あなたの悩みも必ず解決できるでしょう。
自分に合ったきめ細かいサービスを希望の方に、特におすすめです。
≫実際にパーソナルwebライティングスクールを体験してみました
Writing hacks
最大の特徴は価格。他のサービスに比べてリーズナブルです。もちろん価格だけでなく、実際に結果を出したプロから直接教われるので、内容も信頼性が高いと言えます。
有名なプロから教わりたい、そのような希望を持つ方におすすめしたいサービスです。
≫Writing hacksの全てを分かりやすく解説
ライター以外にも挑戦する
ライター以外にも挑戦するのもおすすめです。
解説した通り、webライターは時間との勝負です。毎記事、根詰めて執筆することになります。
しかし、ずっと根詰めたら疲れますよね?ライターが嫌になる人もいるでしょう。
そうならないためにライター以外もやってみて下さい。
例えば、
- SNS
- ブログ
- YouTube
webで稼ぐ術はいくらでもあります。
他にも挑戦することで、気持ちが分散されバランスが取れるのでおすすめです。
webライターに向いている人
webライターに向いている人がどんな人か解説します。
- 文章を書くことが苦じゃない人
- 自身の成長を楽しめる人
文章を書くことが苦じゃない人
執筆が苦にならない人は、webライターに向いています。
webライターを始めると、今まで書いたことが無い量の文字数を書くことになるでしょう。
僕自身、2年半ブログ・ライターをやって100万文字ほど書いてきました。100万文字というと、約本10冊分です。
しかし、執筆を苦手に感じても楽しむ方法があります。詳しくは次で解説します。
自身の成長を楽しめる人
文章を書くことが苦手でも、webライターに向いている人はいます。
それは、自分の成長を楽しめる人です。
実は、僕は執筆が好きではありません。苦に感じることも多々あります。
それでも何年も執筆業ができるのは、執筆を通じて自分の成長が実感できるからです。
というのも、執筆の前に「ターゲット」「ニーズの特定」「構成検討」など考えるべき要素があります。
事前検討をしないと100%低品質の記事なり、事前検討に半分ほど労力を使うことになるでしょう。
事前検討を通じて様々なスキルが身につくので、執筆が苦でも楽しく感じる部分は多くあります。
他にもwebライターに向いてる人について、別記事で解説しています。向いていない人についても紹介してるので、自分が適正があるかも確認できます。ぜひご覧下さい。
≫webライターに向いてる人の特徴3つ
webライターの始め方
webライターの始め方を解説します。
- ジャンルを特化する
- ブログを開設し10記事書く
- クラウドソーシングに登録する
- 低単価案件で評価を上げる
- 文字単価1円以上の案件に応募する
ジャンルを特化する
はじめにジャンルを特化しましょう。
「案件を取らないと!」と思う人が多いですが、まずはジャンル選定からです。
もしあなたが全く知識も経験もない記事を受注したら、薄っぺらい記事しか書けないですよね?
そんなことをしたらクライアントから低評価がつき、その後のライター活動に悪影響です。
一方、得意なジャンルを軸に活動すれば、高品質な記事が書けクライアントから高評価をもらえます。
評価が高ければリピート案件、単価のアップが目指せるので、ジャンルを選定することは稼ぐための最短ステップです。
ブログを開設し10記事書く
「ジャンルを選定したから案件を取ろう!」まだ早いです。
いきなりライターを始めても未経験では良質な記事は書けません。練習としてブログを開設しましょう。
ブログ運営はライターにとってメリットが多いです。
- ライティングの練習ができる
- クライアントの気持ちが分かる
- 執筆した記事がポートフォリオになる
ブログには記事が必要です。そのため、ライティングの練習として活用できます。
またクライアントもブログやメディアを運営しているので、大変さも分かるでしょう。
そして一番のメリットは、執筆した記事をポートフォリオとして、クライアントに提示できることです。
ポートフォリオとは作品集を意味しますが、案件に応募する際に提示することで、クライアントが採用を考える材料となります。
クライアントの立場を想像して下さい。どんな記事を書くか分からない人と、ポートフォリオで確認できる人なら、後者を採用したいと思いますよね?
ブログ運営をすれば、自分のライティングスキルをアピールできるので、ブログを開設しましょう。
クラウドソーシングに登録する
案件獲得のため、クラウドソーシングサービスに登録して下さい。
解説しましたが、初心者はクラウドワークス一択でOK!クラウドソーシングサービスの中で一番案件数が多いことと、使い勝手がよいのが特徴です。
右も左も分からない初心者には、いきなり直営業は大変でしょう。
クラウドワークスを活用すれば、案件探しからお金のやり取りまでめちゃくちゃ簡単です。
執筆だけに集中できるので、初心者のうちは活用することをおすすめします。
低単価案件で評価を上げる
クラウドワークスに登録し案件に応募しても、最初はなかなか案件が獲得できません。
理由は、評価がないからです。
クラウドソーシングサービスには固有の評価機能があります。クライアントは評価を見て信頼できるかどうかを判断するので、評価0は案件獲得が難しいです。
案件を獲得できないんじゃ、評価上げようがないんじゃない?
不安に思う方もいると思いますが安心して下さい。裏技があります。
それは、超低単価の案件を受注して評価を上げる方法です。
超低単価とはアンケートや文字単価0.1円のライター案件です。
募集がたくさんあり、かつ誰でも獲得できるので、すぐ評価がもらえます。
低単価なので稼ぐことはできませんが、評価のためだと割り切って10件ほど対応して下さい。
10件ほど評価がつけばクライアント受けが良くなるので、上記の通り対応しましょう。
文字単価1円以上の案件に応募する
ここまでくれば、立派にライターとして活躍できる下準備が揃っています。
文字単価1円は稼ぐためのボーダーです。大抵の記事は3,000〜5,000文字。
1円なら3,000〜5,000円です。執筆スピードによりますが、時給換算で1,200円〜2,000円を狙えます。
1円を切ると、パートより時給が安くなってしますので、1円がボーダーラインです。
実際は1円はスタートラインで、ライターに慣れれば直営業で2円以上稼げます。
安い案件は時間と収入が見合わずにモチベーションが下がるきっかけになるので、遠慮せず1円以上を狙っていきましょう。
さいごに|webライターは考え方次第で楽しい
webライターは工夫次第に楽しいと感じられる職業です。
最初は苦しかったり辛かったりするかもしれません。しかし、慣れてくれば改善点も見出せるので、様々な工夫がこらせます。
webライターはとても自由度が高い仕事なので、全てあなた次第です。
やってみたら新たな世界が開けるので、この記事を読んでぜひ挑戦してもらえたら嬉しいです。